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外壁塗装の見積りで用いられる経費(現場管理費、一般管理費)-eペイント

外壁塗装見積もりについて

eペイントはとかく不明朗と言われている単価ベースではなく原価ベースで見積もります。人件費+材料費+現場管理費の合計(直接工事費=工事原価)に事業者の一般管理費を加算して見積額とします。人件費と材料費の合計に一定比率を掛けて現場管理費を求めます。一般管理費は工事原価に一定比率を掛けて求めます。この方式は談合などの不正を防止する目的で公共事業で採用されています。

現在はあまり見かけませんが、見積書の中には塗装費一式????円というのがあります。
これほどいい加減な見積書はありません。 どのような塗装をするかによって塗装費が数倍違うこともあります。

塗装費=工賃+材料費+管理費

工賃はニス塗りのような高度な技術を必要とするのでなければ工程数で決まります。 
材料費は主成分の樹脂で異なり、比較的安価なアクリルと高価なフッソ塗料では10倍以上の価格差があります。

当システムの見積金額の構成は官公庁の競争入札で採用されている原価計算方式の見積もりで、下記のようになっています。

見積原価=材料費+労務費+現場管理費
見積金額=見積原価+一般管理費

材料費と労務費は理論的に算出できますが、管理費については比率で算出します。

現場管理費について

労務費と材料費以外の”現場”でかかる経費です。下記の項目があげられます。

現場管理費で賄う項目
  • ハケ,ローラー,養生テープ等の消耗品費
  • 交通費,廃材処分費,保険,安全対策費

目安:直接工事費(材料費+労務費)の5%から15%、現場環境や塗装仕様によって異なります。

一般管理費について

会社を運営していく上で必要な経費(粗利)です。製造業の原価率は60%前後(粗利率40%)と言われていますが、塗装業では経営形態で変わります。eペイントは中間流通が無いものとし20%~30%が妥当としました。粗利で賄う項目として下記のものがあげられます。

一般管理費で賄う項目
  • 事務所家賃,通信費,交通費,事務所水光熱費
  • 営業マン,事務員等の人件費
  • 施工機材の減価償却
  • 社会保険等の法定費用
  • 会社利益

目安:見積原価の15%から25%、会社規模,アフターフォロー等の内容によって異なります。


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